乾癬に効く温泉情報

別府湯の花の採取方法は世界唯一

自宅温泉療法を行ううえで欠かせないのが、湯の花です。

 

温泉が地表に湧き出したときの温度や圧力の低下,蒸発,周囲の岩石や動植物の作用などによって作られます。

 

温泉華,ゆばな,湯垢とか、硫黄華,石灰華,珪華などと呼ばれることもあります。

 

 

 

湯の花は温泉地ごとに存在し、大分県の別府温泉の湯の花が有名です。

 

世界でも有数の質と量を誇る温泉で知られていますが、別府八湯の一つである明礬温泉から採取される湯の花は その製法が独特であります。世界唯一の小屋方式という製法で作られているのです。

 

まず、温泉ガスが多い場所を選びます。次に、温泉ガスが均等に噴出できるように 栗石で石畳みを作ります。それから、この地特有の青粘土を敷き詰め、その上に三角屋根の藁葺小屋を建てます。

 

縄文時代の住居のような佇まいの湯の花小屋は、雨露を防いで 内部の温度や湿度を一定に保つ役割を果たしてくれます。

 

 

 

別府湯の花は、アルミニウムと鉄の硫酸化合物である鉄明礬石の結晶です。

 

地下のガスの蒸気が栗石の隙間から青粘土の中に入ることで、ガス中の成分と青粘土の成分が結晶化します。

 

1日に約1mmずつ成長し、40〜60日かけて採取されます。その後、精製・乾燥させて製品化しています。

 

江戸時代からの製法で、古来の技術が現在まで生きているのはここだけです。別府市無形文化財にも指定されています